市場連動型の電力契約では、日本卸電力取引所(JEPX)の価格が請求単価に影響します。ただし、ニュースや1日分の平均値だけで契約の有利不利を判断するのは危険です。
2026年8月26日のスポット市場
JEPXが公表した同日のインデックスは、24時間平均(DA-24)が25.73円/kWh、8時〜22時平均(DA-DT)が30.75円/kWh、13時〜16時のピーク時間平均(DA-PT)が29.39円/kWhでした。取引総量は約15億kWhです。
これは全国の1日分の指標です。実際の請求はエリア別・30分コマ別の価格、損失率、インバランス、各社手数料、容量拠出金相当額等の条件で変わります。
市場連動型で確認する5項目
- どのJEPX価格(エリア・時間帯)を参照するか
- 手数料・託送料・容量拠出金等が別建てか
- 価格高騰時の上限やヘッジがあるか
- 休日・夜間を含む自社の30分使用パターン
- 固定型への切替条件、契約期間、違約金
固定型でも市場価格は無関係ではない
固定単価型は短期の市場高騰を直接受けにくい一方、更新時の提示価格には将来の調達コストが織り込まれます。固定・市場連動の名称だけでなく、調整項目を含む実質単価で比較することが重要です。
単日ではなく月次・季節で見る
市場価格は天候、需要、燃料、発電所の稼働状況等で変動します。少なくとも月平均、前年同月、エリア別価格、自社の使用時間帯を合わせて確認し、複数シナリオで年間コストを試算してください。
公式情報
最新値と過去データは日本卸電力取引所(JEPX)およびスポット市場データで確認できます。本記事の数値は2026年8月26日受渡分としてJEPXが公表した値であり、2026年8月27日に確認しました。